北教組 労使癒着の温存画策 46協定破棄後 道教委と「交渉」(産経新聞)

 長年にわたって北海道の教育現場をゆがめてきたとされる、北海道教育委員会と北海道教職員組合(北教組)による労使協定「46協定」について、協定破棄が伝えられた北教組が平成20年末、道教委に交渉を迫って実質的な温存を図る新たな“密約”を迫っていたことが8日、北教組の資料で明らかになった。46協定が破棄されたのちも不正常な学校運営を維持するよう画策したもので、表向き教育正常化へかじを切りながら、裏で労使の癒着を温存させたとも言え、批判を招きそうだ。

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 46協定は昭和46年、当時の道教委と北教組が結んだもので、職場での組合交渉となる「校長交渉」や通知通達を流す前に組合側にあらかじめ伝える「事前協議」などが盛り込まれていた。組合が学校運営への細部に介入し、本来の責任者であるはずの校長の権限を大きく制約する状況を招き、文科省が再三、破棄を求めていた。

 平成19年2月に道教委は46協定の破棄を道議会で宣言したが、北教組は猛反発。「不当通告」と批判を強める中で、20年末に協定は失効した経緯がある。

 ところが、失効直前の20年12月、北教組は60人以上の組合員に動員をかけ、道教委との3回にわたる「交渉」を開催。協定破棄後も「学校運営はこれまでと変わらない」などとする「道教委見解」を勝ち取った−として組合員に「道教委見解を武器に、実体化を許さない取り組み」を呼び掛けていた。

 北教組の「道教委見解」では「自宅での研修を否定するものではない」「校長が認めた回復措置(代休)を道教委は否定しない」「校長交渉は(46協定を踏まえて出された)通知通り」などと、46協定の中身について実質温存を図った内容となっている。

 北海道の教育事情に詳しい義家弘介参院議員(自民)は「46協定の破棄がいかに茶番だったかを裏付けている。外に向けて『協定はなくなった』と言い、一方で裏で手を結ぶ。結局は何も問題は解決しない。教育界の腐敗を象徴するもので怒りを覚える」と話している。

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【用語解説】46(ヨンロク)協定

 昭和46年に北海道教育委員会と北教組との間で取り交わされた労使協定。(1)勤務先は学校でなくてもよく、研修(有給)扱い(2)夏休みは校外研修で帰省も自宅研修と扱う(3)超過勤務は国が定めた条件よりも厳格に運用する(4)勤務にかかわるあらゆる問題は組合交渉にする(5)通知は組合にあらかじめ示した上で流す−といった13項目からなる。文科省の指導で平成13年に違法性が高い協定の一部が破棄されたが、北教組は猛反発。20年末に完全破棄されたが教育現場に大きな変化は見られなかった。

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by 6adf7xtnsb | 2010-03-15 09:55


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